当院は不妊治療専門です。
検査をして不妊原因を探りながら治療を行う体制を取っております。
不妊原因の割合は男女同率です。第2子不妊でも男性側に異常があることも多くみられます。原則としてご夫婦ともに検査と治療を行います。
女性については、内診、経腟超音波検査をほぼ毎回実施いたします。初診の受診タイミングは、生理中が望ましいです。
予約枠がいっぱいで生理中にご予約が取れない場合は、次の生理予定日を目安にお取りいたします。
男性については、他院のデータをお持ちの場合でも当院でも精液検査を実施いたします。
患者様へのお願い(患者様ご夫婦のいずれかが喫煙されている場合は、診療を辞退させていただいております。)
タバコは卵巣の老化、卵子減少スピードを加速させ、閉経を早めます。卵子の質を悪化させ妊娠しにくくなります。
男性についても、タバコが精子数の減少、精子運動率の低下や精子の遺伝子欠損など突然変異を起こして精子の質の悪化を招きます。
男性の妊娠させる力が弱体化します。(加熱式たばこも同様です。)
精子DNA断片化検査・抗酸化力検査(精子の質を調べることができます。)
将来的には、がんや慢性呼吸器疾患、心疾患など様々な疾患の原因にもなります。
これからの子育てをする長い期間を考えれば看過できないことです。
当院で治療を希望される方は男性も女性も禁煙してお越しください。
いまのところ挙児希望がなく、治療を希望しない方。検査のみしたい方。
不妊検査を行わず治療のみしたい方。
不妊検査と不妊治療は同時平行で行う必要があると考え、診療しています。
上記の方のご希望には沿わないと考えます 。
女性で46歳以上の方。(治療は47歳になるまで)
以前に当院で治療されていた方は除きます。
男性で60歳以上の方。
不妊治療初診の方の男性の年齢は60歳未満となります。
BMI(体重Kg÷身長m÷身長m)が35以上の方。
高度な肥満は当院として妊娠許可を出せません。BMIが25以上の方は減量をお願いします。
治療中の疾患があり、主治医から妊娠を許可されていない方。
癌、心臓病、腎臓病、内分泌疾患、自己免疫疾患、精神疾患など現在通院中の方については、主治医からの情報提供書をいただいております。妊娠許可されていることを確認して診療を行います。
セカンドオピニオンの方。
現在他院で治療中で当院の意見が聞きたいという方はお引き受けしておりません。
体重管理に注意してください
痩せすぎは無月経症、無排卵症の原因となります。
肥満は排卵障害の原因になるだけでなく、卵の質を低下させます。
男性の場合は、精液所見を低下させます。
BMI(体重Kg÷身長m÷身長m)が25以上の方は減量をお願いします。
禁煙しましょう
患者様へのお願い(患者様ご夫婦のいずれかが喫煙されている場合は、診療を辞退させていただいております。)
喫煙は女性の場合は卵子数の減少スピードを加速させ、卵の質を低下させます。妊娠中も禁煙が必要になります。
男性も精子数、精子運動率の低下、奇形率の上昇を招きます。よって受精能力が低下します。
男性も禁煙をお願いします。
飲酒はほどほどに
毎日の飲酒は肝臓機能の低下だけでなく、卵の質、精子の質の低下を招きます。
休肝日を設け、過度の飲酒を避けましょう。
基礎体温の測定
毎朝婦人用体温計を舌下にいれて寝た状態で測定します。
30秒程で測定した予測値でなく3分以上測定した実測値をつかって体温表を作成してください。
(予測値では体温が変動して不正確なことが多いです)
来院の際は、毎朝婦人用体温計で測定した基礎体温データを紙データでお持ちください。
スマートフォンや携帯などに管理されている方は、プリントアウトしてお持ち下さい。
目盛りが小さすぎて体温変化が見づらい場合は、他の用紙に書き換えていただいています。
問診表(女性用と男性用ともに)
健康保険証
他院からの紹介状(情報提供書)
持病がある方は、不妊治療を受けられる許可を主治医から受けてください。
その際情報提供書を書いていただいて当院にお持ちください。
基礎体温表(基礎体温表の用紙にグラフにしたもの)
前医での検査データ
血液型カード(あれば)
2人目の方はお子さんの母子健康手帳
風疹抗体検査データ
未入籍(事実婚)の方
下記書類の提出をお願いします。
入籍されている方でも、夫・妻のいずれかが外国人である場合
下記書類の提出をお願いします。
2024年10月4日更新
2024年6月1日更新
コロナウイルス感染予防の観点から当面の間、お子様連れの来院はご遠慮ください。
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もし問診票を印刷できない場合は、当院受付までお申し出ください。
初診のご来院までにあらかじめ問診票を受け取りにお越し頂ければ幸いです。